近代吟詠の祖 木村岳風
近代吟詠の祖 木村岳風
吟道春秋 (岳風生誕120年記念)
新設:2020-06-16


『吟道春秋』表紙

公益社団法人日本詩吟学院は、木村岳風生誕120年を記念して『吟道春秋』を、令和元年(2019)10月10日 非売品として発行し 日本詩吟学院の全会員に配布した。

記念誌『吟道春秋』には、次の資料が収載され、日本詩吟学院の会員には 利用価値が高い貴重な資料集
1.日本詩吟学院憲章
2.吟道精神
3.祖宗範木村岳風と日本詩吟学院の歴史
4.吟道奥義抄

「祖宗範木村岳風と日本詩吟学院の歴史」には、木村岳風の歴史(伝記)が 適切な見出しを付けて (一)~(五)に 簡潔にまとめられている。

記念誌『吟道春秋』の目次を 小見出し付で 紹介させていただく。

『吟道春秋』目次

記念誌「吟道春秋」発刊にあたって

日本詩吟学院憲章

吟道精神   ⇒ <参考姉妹サイト> 詩吟資料室

祖宗範木村岳風と日本詩吟学院の歴史

(一) 岳風先生の生い立ち
    (少年時代~青年時代)
◎生い立ちと先祖 ―
◎改 姓 ―
◎少年期 ―
◎詩吟と長姉 ―
◎家運の衰退 ―
◎中学生時代 ―
◎幼年学校受験の失敗 ―
◎青年期 ―
◎事業家としての出発 ―
◎町役場に奉職 ―
◎母の戒め ―
(二) 諸名士との出会いと全国行脚
◎青雲の志 ―
◎諸名士との出会い ―
◎人生の大転換 ―
◎木村岳風と命名 ―
◎水を得た魚の如き活躍 ―
◎全国行脚 ―
◎恩師・伊藤校長の死 ―
(三) 近代吟詠の開拓
(四) 日本詩吟学院の創立
    (昭和11年3月15日)
(五) 祖宗範53年の生涯
◎附録・岳風先生の詩吟指導(一部)―
(六) 岳風先生逝去後~日本詩吟学院新体制
(七) 社団法人化(昭和43年3月30日)
(八) 岳風忌の制定と吟魂碑(吟霊塔)建立
(九) 公益社団法人認定
    (平成23年11月1日)
(十) 吟道会館落成
    (平成29年6月10日 落成祝賀会)
(十一) 日本詩吟学院の組織

吟道奥義抄   ⇒ <参考姉妹サイト> 詩吟資料室
【はしがき】
一 吟詠の修得
二 「吟法」と「吟調」の違い
三 学院の「吟法」について 漢詩絶句を例にして
1.吟じ起こし
2.息の切り方(二句三息)
3.発音(明瞭な発音)
4.発声(明瞭快活・気魄雄渾)
5.熟語の読み(不詰不延)
6.余韻(母音で引く・引き止め)
7.主音
8.基本的な旋律
9.吟詠時間
四 吟調について
1.アクセント
2.抑揚(イントネーション)
3.間(適切な間)
4.残心
五 吟詠上の心得
1.吟じ方の姿勢
2.正しい吟じ方の姿勢
六 漢詩の吟じ方
1.吟体
2.吟じ方の要領(骨組)
①間合のとり方
②音位の変化
③余韻の引き方
3.強吟・弱吟・高吟調・低吟調・吟変わり
4.声の訓練について
七 参考
1.吟者の心得
2.調息(呼吸法)
3.詩の選び方
4.吟詠の本質
【後書き】