『木村岳風』通称『岳風伝』初版本発行は 昭和42年(1967)10月20日
本Webサイト「按針亭」管理人が所有している『岳風伝』は、平成2年(1990)7月1日に「社団法人 日本詩吟学院岳風会」 発行の第6版で、印刷製本は長野県諏訪市の「広祥堂 宮坂製本所」
この通称『岳風伝』6版の「序」には、改訂4版発行時の理事長松井岳洋が「岳風先生三十年祭を期に重版」 と記している。
166ページに及ぶ「伝記」執筆者は、月刊「吟と友」吟友社主幹の佐々木豊で、国士舘中学での3年間 正課としての「詩吟」を木村岳風から指導を受けたという。
『木村岳風』通称『岳風伝』6版の目次を紹介させていただくが、現在も 公益社団法人日本詩吟学院が『木村岳風』通称『岳風伝』を頒布しているので購入することが出来る。
『木村岳風』目次
序
木村岳風追憶の写真集
『木村岳風』 佐々木 豊
第一部 その誕生から少年時代
第二部 利次少年へ無情な試練
第三部 ”青雲の志”強く燃えて
第四部 木村岳風誕生――詩吟に生命をかける
第五部 吟道一筋に生き甲斐を知る
第六部 詩吟奨励して全国行脚 前人未踏の境を行く情熱
第七部 木村岳風――その名は永遠に
木村岳風遺稿抄
朗吟の心得
詩吟の指導精神 奨励行脚を省みて
吟詩指導者の心得
南州先生の大経綸
中支皇軍慰問行
不朽の生命
我が心
名詩解説 吉次峠の戦
心の力(一)
吟じ方に就いて
心の力(二)
吟友に望む(一)
吟友に望む(二)
逆境に立って
全国朗吟奨励行脚の思い出
迎春所感
五十、六十鼻垂れ小僧
兵庫県下中学校詩吟大会十周年を祝して
三十年計画で一仕事を 病牀から吟友への返信
吟友への書翰抜粋
木村岳風遺作集 漢詩・和歌抄
元旦初吟
御題若草に因み新春を寿ぐ
春日村行
祝卒業
祝入学
結婚を祝す
新日本建設(其一)
新日本建設(其二)
新日本建設(其三)
病床偶成
病中の夢
新近江八景
病床有感
病床迎春所感
青年奮起の時
木村岳風を憶う ―― 各界から寄せられた追悼とその思い出抄(30名)
嗚呼!岳風先生 ―― 門下生による恩師への追懐、哀悼集 ――(65名)
恩師を語る座談会 ―― 東京総本部、北海道本部、大阪岳風会本部、愛知県連合会
嗚呼!岳風先生 ―― 追悼詩歌抄 ―― (27名)
木村岳風年譜
編集を終って